睡眠時無呼吸症候群・スポーツ歯学・歯ぎしり
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ブラキシズムとは?
ブラキシズムとは?
ブラキシズムとは「歯ぎしり」や「咬みしめ」のことをいいます。
睡眠時や起きている時でも、歯をすり合わせたり、噛み締めたりすることで、歯や顎に負担が掛かります。
その結果、歯が折れる、割れる、抜けるなどの症状がおきます。
ブラキシズムの問題点
1.歯が異常にすり減る
2.歯がしみる
3.歯が割れる
4.冠や詰め物がはずれる
5.歯周病にかかっている歯は急激な進行がある
など、上記のようにさまざまな影響がみられます。
歯や歯周組織だけでなく、顎の関節や顔面の筋肉などに悪影響を与えることもあり、
頭痛や肩こりといった症状と関係していることがあります。
歯科で行うブラキシズムへの対応
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1.歯ぎしり・咬みしめから歯を守る
「ナイトガード」を装着して歯を守ります。
ご自分の歯に合ったナイトガードを作り、夜寝る時に
上あごに装着します。
使ってみていただいて不便なところがあれば調整を
していきます。
2.治療が必要な歯をきちんと治す
3.問題のある咬み合わせを治す
4.定期検診を受け、プラークコントロールをきちんと行う
睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
当医院は日本歯科大学睡眠歯科センターと提携して検査や治療を行っています。
大きないびきとともに睡眠中断続的に呼吸が止まってしまう症状です。
夜、寝ていても熟睡できず、日中に眠気をもよおして日常生活に支障がでたり、
低酸素となり生活習慣病を引き起こすと考えられます。
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睡眠時無呼吸症候群(SAS)について
図のようにのどの奥が狭くなり、睡眠時に舌が落ち込んで狭い咽頭を塞いでしまい、呼吸ができにくくなり、夜中に目が覚めたり寝つけないなどの症状を起こします。
治療法
重度の場合はCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)という機械を装着することで、
気道の閉塞を防止します。
軽度から中等度の場合は、マウスピースを歯科医院で作製し、熟睡中の顎の後退と咽頭部の閉鎖を
生じにくくする装置を入れます。
スポーツ歯学
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スポーツマウスガード(マウスピース)
口腔外傷の予防のために写真のようなマウスガードを装着します。
装着が義務化されているものは、ラグビーとボクシングです。
室内アイスホッケーなどは義務化されていませんが、口腔外傷の多発する競技として野球とバスケットボールが注目されています。
咬み合わせと競技パフォーマンス関係については、未だ解明されていませんが、なんらかの影響があることは確かなようです。
¥22,000(税込) |
無料
※マウスピースを調整します。 |
※各個人に合わせたマウスピースを作成・使用するため、2回の通院が必要です。
(所要時間:30分前後)